今日の記事は、日本を代表するルシアー・桜井正毅さんが制作した、国産最高峰クラシックギターの紹介part②だ!
前回の記事
前回の記事で、父が購入した桜井正毅氏製作のクラッシクギター「Maestro RF-J」を紹介しました。サイド・バック素材がハカランダ単板で出来ているという垂涎もののクオリティです。
まだお読みでない方は、まずはそちら↓からお読みください。
桜井正毅さんってだーれ? ハカランダってなーに?
という疑問はひととおり書いてあるぞ。
桜井正毅氏製作「Maestro RF 50th Anniversary Limited Model」
そして今回紹介するギターはこちら↓
桜井正毅さんのギター製作50周年を記念し、特別仕様で製作されたギター。
「Maestro RF-J」が国産最高峰のギターだとしたら、このギターは間違いなく国産最高モデル。
モデル名 | Maestro RF 50th Anniversary Limited Model |
---|---|
トップ板 | ドイツ産スプルース(松)単板 |
サイド・バック板 | オールドハカランダ単板 |
糸巻き | Alessi(アレッシ)イタリア製・50周年記念オリジナル |
弦長 | 640mm |
制作 | 2017年 |
基本的には前回紹介した「Maestro RF-J」の構成と変わらないよな。
具体的にはなにが違うんだ?
あらゆるマテリアル(素材)が、「Maestro RF-J」以上に厳選を重ねられて使われています。
糸巻きやバインディング(縁の飾り)の細部に至るまで、50周年記念オリジナルの特殊仕様だそうですよ。
特にサイド・バックに使われているのはオールドハカランダと呼ばれ、樹齢300年の超希少なものが使用されているとか。
それはすげぇな!
それで、このギターおいくら万円なのさ……?
「Maestro RF-J」も100万円超えてたけど。
定価198万円(税込み)だってさ。
…………(言葉にならない)
写真を公開!
素人撮影だけど許せよな!w
トップ
鏡のように磨き上げられた表面。
シンプルだけどきれいだな!
ヘッド
糸巻き
ちゃんと50thって彫られているな! 淡い金色が美しいぜ。
ちなみにこの糸巻きは、イタリアの工房で手彫りで製作されているそうだ。これだけで10万近くの値段がするらしいぞ!
サイド・バック
木目がマジできれいだ……木目好きとしてはよだれが出そうだぜ。
バックの木目も垂涎レベルで美しい!
ただ鏡のように反射するから、写真を撮るのに苦労したw
ホール内部
指板
高く持ち上がった指板「レイズドフィンガーボード(Raised Finger board)」は健在!
こいつの特性は前回の記事に書いてあるぞ!
ケース
ギターケースはアランフェスというメーカーのカーボン製。もちろんこのギターの特注モデルだ!
このケースもかっこいいんだよなぁ……。
せっかくなんで演奏動画をアップしてみた。
前回と同じく、親父に弾いてもらいました。
カメラも曲も前回と同じですが、マイクだけRODE VideoMic Me-Lを使用しています。
撮影:iPhone 11 Pro
マイク:RODE VideoMic Me-L
編集:iMovie
演奏曲
1:禁じられた遊び
2:アルハンブラの思い出
ちなみに前回の記事のとき撮影した動画はこれ↓
このときはiPhone 11 Pro内蔵のマイクを使ってた。
違いがわかるかな?
まあ動画では「Maestro RF-J」と今回の「Maestro RF 50th」の違いはわからないと思いますw(マイクも違うしww)。
ただし実際に聴くと、全体の音の深みが「Maestro RF 50th」のほうが豊かに聞こえます。音の立ち上がりや響きも、やや上まわるかな。
樹齢300年のハカランダすげぇっすよ、マジで。
というわけで、今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとな!