part①では、モレスキンを買ってもないのに酷評した。
それじゃいけないと思い、part②ではモレスキンとロイヒトトゥルムをざっくりと比較してみた。
今回のpart③では、もうちょい深掘りして比較・考察してみるぜ!
もうちょい比較・考察してみる。
カバーの質は?
比べてみると、モレスキンのカバーのほうがしっとりとしていて、手触りがいい気がする。
ロイヒトトゥルムはややビニールの質感が強いというか、ちょいべたべたするような……?
ゴムバンドは見た目も含めてほとんど一緒。ただし、ロイヒトトゥルムのほうが若干締め付けが強い気がする。
紙質は?
ロイヒトトゥルムのほうがすべすべしていて、手触りがいい。
それに比べるとモレスキンは紙質がざらついている。
紙の厚みはどちらもほとんど変わらない気がする。
そして以前モレスキンを使っていて気になっていたのが、方眼の濃さ。かなり濃くて主張していたのを覚えている(目がチカチカした記憶)。
でも、今回買ったモレスキンはそんなに濃いという印象はない。写真をよく見ればわかると思うけど、むしろロイヒトトゥルムのほうが濃いような気がする。
ただ、ロイヒトトゥルムの方眼のほうが上品に見えるかも。
ほかの部分は?
背表紙のポケットはどちらも同じような仕様。背が高いぶん、ロイヒトトゥルムのほうがポケットは大きい。でも容量的には大差ない気がする。
ちなみにロイヒトトゥルムは165ページから186ページまでミシン目がついていて、切り離せるようになってる。モレスキンにそういう機能はない。
ペンでの書き味は?
モレスキンとロイヒトトゥルムの記事ではよくある、万年筆での書き味とインクの裏抜け。これがなければ記事を書くなと言われるほど、重要なポイントです。
ですが、この記事ではやりませぬ!
なんでだよ?
僕は万年筆を2本持ってます。セーラー万年筆の銘木シリーズの黒檀と、ラミーのアルスター。ですがセーラー万年筆のほうは壊れていまして使用不可。すでに廃盤になって久しかったため修理不可でした。気に入ってたのにorz。ですからもう完全にオブジェクトと化して、いまではもっぱら写真用。
ラミーはちゃんと使えるけど、最近は使用してない。インクも1種類しか持ってないので、この限られた状況で書き味や裏抜けの比較は無理なわけです。
いちおう、ネット上を調べた情報をまとめるとこんな感じ↓
- モレスキンは裏抜けしやすい。しかもロットによって紙質にばらつきがあり、裏抜けするときとしないときがある。
- ロイヒトトゥルムは優秀で、ほとんど裏抜けしない。ただし「PILOT 色彩雫」など、一部のインクでは裏抜けする場合がある。
たしかに経験上、モレスキンは裏抜けしやすいイメージでした。あとインクが滲んで「ヒゲ」と呼ばれる現象が起きやすかったような気がします。
正直、こういうふうに悩むのが嫌になって万年筆使わなくなったんです。
ちなみに、僕がいまメインで使ってるペンはこちら。
フリクションボールの4色は、もうこれ1本でよくね? と思えるほど便利。ブラックの替え芯をブルーブラックの替え芯に変えて使ってます。
あとはロットリングのフォーインワン
ボールペンやシャープペンシルなら、紙質によって書き味はそんなに変わらんよな。
ちなみに、それが気になるようになると泥沼にはまるからやめとけ。マジで。
結局どっちなの?
結局、ロイヒトトゥルムとモレスキンどっちがいいんだ?
- 万年筆を常用する。
- バレットジャーナルを愛用している。
- 高いんだから品質は安定しててよね! て思う。
- 万年筆を使わない。
- 目次ページやベージ番号なんかいらねえよ。シンプルなのが好きなんだ! って人。
- ロットによる品質のばらつきが気にならない。
- そのうちゴムバンドがびろ~んってなっても怒らない。
こんな感じかな……。
値段は一緒なので、用途と好みによるかなぁ、と僕は思います。
結論。僕はやっぱりロイヒトトゥルム。
個人的には、ロイヒトトゥルムはモレスキンの上位互換なイメージがあります。
やっぱりですね、モレスキンは高いお金払っているのに、品質にばらつきがあるのはいただけない。
僕は当初、モレスキンの「品質のばらつき」と「ゴムバンドびろ~ん問題」がどうしても気になってしまい、ロイヒトトゥルムを選びました(ロイヒトトゥルムはそういう話ないよね?)。
今回買ったモレスキンは思いのほか品質がよかった気がするけど、時間が経つとどうなるかわかりません。たぶんゴムバンドびろ~ん問題は免れない気がする。
というわけでじっくりと比べたいまでも、僕はロイヒトトゥルムを選んで正解だったと思います。
一連の記事は、あくまでも悠城健太朗個人の感想だぞ。
モレスキンファンのみんな、怒ってもクレームはやめてね☆
今日はここまで。
それでは。