光紡ぐ神の旋律 ~ Melodies of Memories ~ 【小説・完結】

※当作品は個人によって創作されたフィクションであり、実在の人物、団体、企業、国家等とはなんら関係がありません。

ストーリー

 天野宮学園へ編入した綾瀬由衣()。彼女は、イタリアからの帰国子女だった。
 新生活に不安を覚える由衣だったが、クラスメイトの天宮哲郎をはじめ、すぐにクラスに受け入れられた。
 そんなある日、由衣は同学年の月城秀一と出会う。
 本人は知るよしもないが、秀一は由衣にとって憧れの存在。
 だが彼女の口から真っ先に出た言葉は、由衣自身ですら思いも寄らないものだった。

 他人が絶対に知ることのない秘密を口にされて、言葉を失う秀一。
 このとき秀一は、由衣に興味を抱く。
 やがて秀一は、由衣にも大きな秘密――「心の闇」があるのではないかと見抜く。

 ――ふたりの視線が交差する、青春群像劇&ミステリー。

 第25回電撃大賞二次落選作品。


※2020年3月21日【完結】しました。

主な登場人物

綾瀬 由衣(あやせ ゆい)主人公。イタリアからの帰国子女。
素直で正直な性格で、基本的には明るい。
しかし、胸の奥にはなにやら闇がありそうで……?
月城 秀一(つきしろ しゅういち)もうひとりの主人公。元天才ピアニスト。
青春を拗らせすぎていて、性格はかなりひねくれている。
とある理由から、綾瀬由衣に興味を持つ。
天宮 哲郎(あまみや てつろう)由衣のクラスメイト。長身で爽やかな性格のイケメン。
ユーモアに富んでいて、年齢離れしたコミュニケーション能力と話術を持つ。
桃子(ももこ)秀一がもっとも大切にしていた存在。

本編