今日紹介するアイテムは、iPhone用の外部マイク
「RODE VideoMic Me-L」だ!
概要
RODEは、オーストラリアに本社を置くオーディオ機器メーカー。
低価格ながら非常に性能の高いコンデンサーマイク「RODE NT1-A」などが有名です。
「RODE VideoMic Me-L」は、iPhoneに直接装着しながら使用できる小型の指向性マイクです。
2018年9月発売で、価格はAmazonで10,600円前後(2020年11月現在)。
専用のアプリなどは必要なく、単純に装着するだけで使えるのは大きなメリットですよね。
商品の詳しい仕様はこちら(英語)。
外箱
セット内容
- マイク本体
- クリップ
- ウインドシールド
- 取扱説明書
中身はシンプル。
マイク本体はそんなに大きくないよな。
マイク本体
「MADE IN AUSTRALIA」って書いてあるな。
Lightning端子がぴょこんと飛び出ている。
写真撮り忘れたけど、本体背部には3.5mmヘッドフォン端子がついているから、使用しながらリアルタイムでモニタリングできるぞ。
iPhone 11 Proに接続してみた。
しかし! いきなり問題発生!
iPhone 11 Proにケースをつけたまま装着しようとすると、ケースに干渉しちゃって装着できないorz
oh……
ちなみに、僕の使ってるケースはこちら↓
僕はこのケースしか使ったことないので、ほかのケースはわかりません。
ただし、iPhone本体のLightning端子周辺をケースが覆っている場合は、そのままでは使えないことが多いかもしれません。
仕方ないのでケースを外して装着。
ウインドシールドの存在感ハンパねえ!w
でも外で使用しないなら、ウインドシールドはいらないかもな。
スタンドを使ってみた。
なんかそれっぽくなったな!
これをデスクに置けば、そのまま宅録とかできそうだ。
肝心の音質。
それではマイクの音質を確かめてみよう。
iPhone 11 Pro内蔵マイクと、RODE VideoMic Me-Lを使った場合の比較動画を用意しました。
室内
うちの親父がクラシックギターを演奏しています。
以前公開したブログ記事からの引用だけどなw
いかがでしたか?
同じギターに見えて、若干仕様が違います。が、弾いてる曲も環境もほぼ一緒なので、比較はしやすいと思います。
ギターについての詳細はこちらの記事をご覧ください↓
音質の比較
さて、動画の再生環境にもよりますが……。
まずさらっと聴くと、iPhone 11 Pro内蔵マイクのほうが全体の音量が大きく聴こえるかもしれません。
ただし内蔵マイクはすべての音を均等に拾っています。高音も低音も、周囲の環境音もすべて等しく拾っていますよね。
対するRODE VideoMic Me-Lは、音の指向性がしっかりとしています。
なので対象とする音をよりバランスよく、よりクリアに拾って聴きやすくなっている感じがします。
ギターの音色に関しても、RODE VideoMic Me-Lのほうが高音・中音・低音がバランスよく鳴って、より温かみのある音色に聞こえてきませんでしょうか? そう言われてみればそんな気がしてきません?
総評は?
- iPhoneに装着するだけで手軽に使える。
- 価格がそこまで高くないので、動画初心者さんにとっては導入しやすい。
- YouTubeでこのマイクのレビュー動画が多く公開されているので、比較しやすい。
- iPhone専用なので、当然Android機には使えない。
- Lightning端子を占有してしまうため、iPhone本体を充電しながら使用することができない。
- iPhoneにケースを装着していると、干渉してマイク本体がうまく装着できない可能性が高い。つまり、このマイクを頻繁に使うかもしれない人にとっては、これが最大のデメリットかも。
iPhoneにケースを装着してる人がほとんどだろうから、このデメリットを評価するかだな。
ちなみに悠城は、このマイクを買ったはいいけどあまり頻繁には使わないだろうから、そんなに困らないというw
というわけで、今日は「RODE VideoMic Me-L」のレビュー記事でした。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。