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【実話】友人たちと同人サークルやっていたら鬱になって、最終的には裁判沙汰になったんだけど質問ある? part④【やっと最終話】

2020 2/24
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世間の誰も求めてないこのシリーズ。連載開始してから、ホームページへのアクセスが減ったぜ☆

今日の記事も長いけど、最終話だから最後まで付き合ってな!

目次

過去の記事一覧(全部読まないとたぶん理解できないよ!)

登場人物・前回までのあらすじ

シナリオ、企画書制作、ホームページ運営を主に担当。

S

名目上はサークルのリーダー。企画をはじめ、外部の絵師さんとのやりとりなどを担当。

H

経理や作品のパッケージ制作などを担当。

~part①~
2009年、同人サークル結成。当初はゲームを制作しようとしていた。
2010年、ドラマCDを制作し、年末のコミケで発売。

~part②~
2011年、サークルの方向性を転換。ブランドの分割。資金集めと知名度の拡大を図るため、まず成人向け作品やグッズ制作に注力しようという話に。

~part③~
2012年、活動を続けていくも赤字が続く(制作物のクオリティがゴミだから当たり前)。モチベーションは上がらず、僕はSとHにサークルを辞めたいと伝える。
しかしなんだかんだで辞めさせてもらえず、とうとう鬱発症。自殺未遂から警察沙汰に。

鬱になっても辞めさせてもらえなかったので、ついに法廷論争に。

弁護士に相談!

2012年の年末に警察沙汰になり、後日、僕は心療内科で鬱状態と診断されます。原因はもちろんこのサークル活動にあって、心療内科の先生にも「サークルから離れないと、なかなか回復はしないでしょう」と言われました。もう辞めるしか選択肢ないよね。

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それ、SとHに伝えたんだろう? さすがにさ。

言ったよ。

でもダメだった。

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なんでだよw

彼らの言い分を簡単にまとめると、「鬱だろうとなんだろうと、責任を果たすまで辞めさせられない!」ってさ。

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ブラック企業かよw

発想は完全にそれだよね。
でも、むしろブラック企業のほうが法的には辞めやすいかもしれないです。上司に直接辞意を伝えるのは怖くても、たとえば内容証明郵便で退職願い送れば終わるんだから。これをやられたらどんなブラック企業でも認めるしかないそうですよ。
ところがうちのサークルは企業でもなんでもないので、考えようによっては余計にタチが悪いのです。

さて。
年が明けて2013年。話し合いが続きます。
ただ、ここまで話がこじれると僕だけでは手に負えなくなり、さすがにうちの親も出てきました。「うちの息子はもうサークルを続けられない」と、父親がSとHに伝えてくれます。

しかーし!

それでも無理だったwwww

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だからなんでだよwwww

結局、僕が辞めるとこのサークルは成立しないんですよ。それがわかってるから、SもHも必死になって引き留めてくる。
シナリオ書ける人は僕だけ。ホームページの運営とか、新規募集の管理も僕が全部やってた。
あとね、同人イベントへ荷物の搬入するとき、僕が毎回車を出していたんです。制作物やグッズって、100単位であるとかなりの物量になるから、車がないとどうしようもなったんだよね。いまはどうだか知らないけど、当時車の免許持ってるの僕だけだったので。

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SとHだけだとなにもできないの?

できなくはないけど、グッズ製作とかに限られるんじゃないかなぁ。実際、当時やってたグッズ制作に僕はそこまで絡んでないんで。
少なくともシナリオが必要な制作物はできないでしょう。だから僕に辞められると困るっていうのは、まあ理解できなくもない。

でもね、僕なんですよ? 心療内科の先生いわく軽度な鬱だったみたいだけど、鬱は鬱だし、当時の僕は本当につらかった。当然診断書も取った。

鬱って診断された人間に、ほかにやれる人がいないから続けてもらうってのは、常識的に考えておかしい。たしか僕がいないところでうちの父親がふたりにそう伝えたらしんだけど、伝わらなかったみたいです。

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ここで弁護士登場?

もう当事者同士で話し合ってても埒が明かないってことで。
うちの父親の高校の同級生が弁護士やっていまして。東大法学部卒で、東京地検の検事某県警の顧問弁護士とか務めてた超すごい人。
その人に相談しました。それが2013年の1月か2月の話。

調停が不調に終わりになり、ついに裁判へ。

弁護士さんは今回の案件を引き受けてくれました。
僕の要望は、「SとHと縁を切りたい」。これに尽きます。弁護士さんはそれをしっかりと汲んで、いろいろ動いてくださいました。

ちなみに弁護士がこの案件を引き受けてくれた以上、僕が直接ふたりへ連絡することは控えます。それがルールなので。
ふたりにも僕への連絡はもう弁護士を通してくださいと伝えたんだけど、理解はしてくれなかった。やれ「一方的すぎる!」とか、そういう非常識なことを僕の母親にメールしてましたね(母親が窓口になってくれた期間があったので)。

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どんなメールだったんだ?
現物の写真が手もとにあるだろ。暴露しちゃえよwww

最初はそれやろうと思ったんだけどね……でもやめました。
理由は、フェアではないから。
ぶっちゃけ、これまでの連載の中でも書いてないエピソードはたくさんあります。それらをすべて書くと、いま以上にSとHに対してよろしくない印象を抱く人は増えると思います。もちろん、僕が不利になるようなエピソードもあるかもしれません。
でもこのブログというかホームページは、僕・悠城健太朗が100%の責任で管理・運営してるわけです。だから好きなように書けて、僕はあくまでも被害者で、好きなだけSとHを悪人にできるんですよ。ところがこの案件はもう完全に終結しているので、果たしてそこまでする必要あるか? という疑問がありまして。

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ふーん。
だからなるべくフラットな視点で書いてるわけか。

まあそれでも僕の主観なのは間違いないから、仮にSとHがこの記事読んだら納得できない部分も出てくるかもしれないね。

もちろんきみたちの異論・反論は受けつけないよ☆

そもそも自分たちで解決できなかったからこんなにこじれたのに、いまさら議論し合うのは無意味。ほんと時間の無駄。



話を戻します。
弁護士を通じていろいろ話し合って、それでも解決しそうになかった。なので、「調停」という手段で訴えることにしました。調停が行われたのが、2013年の夏くらいだったかな。

調停とは?

裁判のように勝ち負けを決めるのではなく、話し合いによりお互いが合意することで紛争の解決を図る手続。
調停手続では、一般市民から選ばれた調停委員が、裁判官とともに紛争の解決に当たる。
よく聞くのは離婚調停。あとは親族間で財産分与でもめたときとか。

ところが僕たちの案件は、第1回の調停で不調に終わります。
Hが調停に出て、「悠城はいつかこのサークルに戻ってくると信じてる」などと言ったとか。

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不調っていうのは、要するに話し合いでは解決できなかったってことだな。



……つーかさ、この期に及んでまだそんなこと言ってるのか?

ね。
調停が無理になると、もう裁判しかありません。このままうやむやにすると、SとHと完全に縁が切れないかもしれない、という弁護士さんの意見もありました。
やるなら徹底的にということで、その後すぐに民事裁判を起こします。SとHに、鬱になるまで追い込んだことに対する慰謝料を請求するという名目です。

えー、それから裁判は2016年まで続くんですけど、その仔細をすべて書くとこの連載はpart⑳とかまで平気で続きそうなのでやめておきます(上でも書いた「書いてないエピソード」が多分に含まれるからです)。

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当時の資料見る限り、小説1冊分くらいにはなりそうだよな。

自分で言うのもあれだけどけどね。

この裁判ややこしすぎるんだよっ、ほんとにっ!!!

口頭弁論15回以上やって、反訴だとかなんだとか……弁護士さんも、「わたしが担当した案件でも5本の指に入るほど長かった」とか言ってたし。

2016年、やっと裁判が終わる。

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で、裁判には勝ったのか?

ふたりとの縁を切る、という当初の目的を考えるなら、勝ったと思うよ。もう法的に縁は切れました。ただ慰謝料はあまり取れなくて、その意味では大勝ちしたわけでもない。ぶっちゃけ弁護士費用のほうがはるかに高かった。
ちなみに、弁護士費用は全部で200万近くかかったんだけど、うちの父親のよしみなのか半額以下に負けてもらいました。

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太っ腹だな。

ところで、SとHはその後どうなったの? サークルは?

2015年くらいまではふたりで続けてたんじゃないかなぁ……それ以降はホームページも消滅しちゃって不明。まあ上でも書いたとおり、僕がいない状態では続けられなかったんでしょうね。

結局、そんな結果になってしまったのは僕も含めて全員が悪いのです。

一連の出来事で得られた教訓は?

いちばん大きい教訓は、人と人はわかり合えないっていう事実がよくわかったこと。
わかり合おうとする、歩み寄ろうとする努力はもちろん必要なんだけど、それでもわかり合えない人間っているよね、って話。
ちなみに、Sにこれを言うと「いや、こっちは歩み寄ってるのに、おまえがどんどん離れていくんだろぉっ!?」とか言いながら詰め寄ってきます。たぶん。

だから離れたいんだって。きみから。あれはマジでめんどくさかった……。

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最後に本音が漏れてるしwww

あと、失った時間は戻らないという冷酷な事実。
こんなことでさ、僕たち3人とも20代の大事な時間を費やしてしまったんですよ。僕たちにとっては莫大なお金と、人様に多大な迷惑をかけながら。

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「そもそも最初に裁判を起こしたのはおまえのほうだろ!?」

とか言われそうだな。
ま、それに対しては「そうでもしなければ自分の身を守れなかった」って返せばいいと思う。
お金に関しては、まあ働いて稼ぐしかないわな。

それから。
どんなつらい状況でも、周囲を見れば助けてくれる人がいるかもしれない、ってこと。僕の場合は両親とか、話を聞いて励ましてくれたほかの友だちとか、もちろん弁護士の先生とか。

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助けてくれる人は必ずいるぜ!

とか断言しないの?

断言はしないかなぁ……こんな僕ですら想像できないような孤独を抱えてらっしゃる方もいると思うので。そういう人に対するアドバイスは僕にはできません。こんな経験をしたけど、僕って実はけっこう恵まれてるんじゃなかなって、最近思っているんで。

ま、それでも若い頃にこういう苦い経験ができたことは、ひとつの財産だったと思います。

最後に。

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よくこんな記事書こうと思ったな。

もうそれなりに時間が経って、冷静に振り返れるようになったから。
ただもっとホームページ育ってからでもよかったかも。

だって、この連載のせいでアクセス数落ちたし☆ 気にしてないよ。気にしてないからね。

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とにかく、最後まで読んでくれてありがとな!

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